オンライン雙峰祭についての所感

杉山です。

今年度の雙峰祭の対面開催が中止となりオンライン開催の方向のようです。 それについて思ったことを書いておきます。

対面開催の雙峰祭に企画を出す最大のメリットは集客に「とりあえず雙峰祭に来た人」を期待できる点でしょう。雙峰祭までに知名度がゼロでも当日に企画を出していればよほどのことがない限り誰かしらが来ます。

しかし、オンラインの雙峰祭ではそれほどの集客力を期待できない気がします。ライブ配信の場合、内容が事前にわかってしまうはずなので自分の見たい時間帯にしか配信を視聴しないのではないでしょうか。

つまりは事前の知名度である程度の視聴者数が決まってしまうということです。リアルで開催していれば、「ぜんぜん興味なかったけどいい感じなので見る」という可能性がありましたが、オンラインでは遠くからパフォーマンスの音が聞こえてくるような体験はできません。

既に知名度がある団体がわざわざ制約の多い雙峰祭の枠組み内でパフォーマンスを発表するよりは、同日に独自で発表するほうがはるかに自由がきくのではないかと思ってしまいます。

知名度のない団体は集客が見込めず、知名度のある団体には制約が多いオンライン学園祭に企画を出すメリットはちょっと薄い気がします。