着実に数学を勉強するしかない

12月24日、微分積分の期末テストを受けました。この科目は1年次に修得するべき必修科目です。しかし私は3年生です。成績はまだわかりませんが、今回も単位を取れないかもしれません。再再々履修の可能性が出てきました。 この現実を受け止め、やはり着実に数学を勉強するしかないと再認識しました。

数学の苦手意識が強かった

これまでの私は数学に対して強い苦手意識を持っていました。

たとえば、微分積分の授業に限らず数学の授業を受けているとひどく憂鬱な気持ちになりました。それは、授業内容がほぼわからないからであったり、数学を理解することを諦めていたからです。日本語で授業をされているのに、何を言っているのか理解できませんでした。理解することを諦めている、つまりは嫌々授業を受けていたので当然楽しくはありませんでした。

授業で使われる教科書も読めませんでした。数式がならんでいるだけで、「これは自分が理解できるものではない」と読む気になりませんでした。その数式が何を意味しているのかを読み取ることができなかったし、解説の文章も理解できませんでした。

数学の勉強をしていなかった

正直な話をすると、つい最近まで数学の勉強に時間を割いてはいませんでした。

数学への苦手意識もあり、数学を勉強するやる気は起きませんでした。楽しくないことは頑張れません。数学を勉強するしか数学を理解できるようにはならないし単位を取ることもできないと頭ではわかっていました。それでも腰を据えて勉強するやる気は起きなかったのです。

やる気がなかっただけでなく、時間もありませんでした。数学以外の授業を受けなければいけないし、他にやりたいこともありました。ただ、一番の要因は時間の使い方が悪かったのだと思います。スマホをだらだら使っていたし、惰眠をむさぼっていました。

数学が全くわからないわけではない

落ち着いて数学の勉強をしてみると、数学が全くわからないわけではないことに気がつきました。わからないところは多いものの、理解できるところも多少はありました。それに、理解できなかったところが理解できるようになる体験もしました。

数学が少しずつわかるようになったのは「数学ガールの秘密ノート」シリーズの影響が大きいです。小説のような本を読むのが好きなので、対話形式で数学の話が進むこのシリーズは抵抗なく読み進めることができました。数学に対する苦手意識・嫌悪感もこのシリーズの本を読んでいくうちに小さくなってきました。

「数学ガールの秘密ノート」を読んでから改めて数学の教科書を読んでみると、それまで理解できなかった数式が少しではありますが理解できるようになっていました。数式の読み方、その数式が何を主張しているのかを考えられるようになってきたようです。


このようにして、数学への苦手意識を克服しつつあります。それによって数学を勉強し、理解できるようになってきました。また、時間の使い方を見直したり、規則正しい生活を心がけるようになったことで数学の勉強をするため時間もこれまでより増やせています。

単位を取ることも目標ではありますが、数学を理解したいと思っています。そのためには着実に勉強するしかありません。その勉強をようやく始められそうです。

楽しんで数学を学んでいきたいと思います。


この記事は smasato ひとり Advent Calendar 2019 24日目の記事です。