AC入試に挑戦しようとしているあなたへ 【出願検討段階編】

この記事は smasato ひとり Advent Calendar 2019 12日目の記事です。


この記事は筑波大学 情報メディア創成学類のAC入試へ挑戦しようとしているあなたへに向けて書いています。つまり、情報メディア創成学類以外のAC入試やその他の入試は対象としていません。ただし、共通する部分がある可能性はあります。これをまず明記しておきます。

本題に入る前に

筆者について

  • 杉山 将利 (すぎやま まさと)
  • 平成29年度アドミッションセンター入試で情報メディア創成学類に合格し入学(2017年入学、現在3年次)

その他の情報は過去記事やYouTubeチャンネル、Twitterを参照してください。

過去記事

筑波大学にAC入試で合格した - smasato.log

AC入試の書類作成で参考にした本について - smasato.log

AC入試で提出した資料やその内容について - smasato.log

私が大学に入学するまで - smasato.log

大学の志願理由書を読み直す - smasato.log

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注意

この記事は私自身の経験によるものであり、筑波大学の公式見解でもなければ、AC入試合格者の総意でもありません。この記事を書いたのは私ですがそれを読んだあなたの行動については私は責任を負えません。

この記事やその他の情報をもとにあなた自身の責任で行動を決定してください。たとえば、この記事を読んでAC入試の受験を決断し、その結果が不合格となっても私が責任を取れません。あくまでも参考程度にしてください。

この記事は公開日時点での私の見解に基いています。将来的に内容が更新される可能性があります。

本題

出願検討段階

「AC入試に合格するためには何をしたらいいですか?」

このような質問をヤフー知恵袋で見かけます。というか見ました。このような質問をする気持ちを否定するつもりはありません。ただ、この質問をするような状態だと受験しても合格する可能性は低いと正直思います。 令和2年度 アドミッションセンター入試 学生募集要項*1の「アドミッション・ポリシーと募集人員」のページには次のような記載があります。

志願者の主体的で継続的な取り組み(最近二年間、又はそれ以上の長期にわたるもの)から問題解決能力を評価します。

まず、「志願者の主体的で」の部分です。とても厳しい言い方をすると、AC入試に合格するために他人に何をしたらいいのかを考えてもらっている時点で主体的な取り組みであるとは言えないでしょう。 何をしたらいいのかは自分自身の主体性によって決める必要があります。親や学校の先生に決められたことだけをこなすだけの人をAC入試は求めていません。

「AC入試の合格に必要な実績はなんですか?」

「AC入試に合格するためには何をしたらいいですか?」にも関連しますが、AC入試に必要な実績を気にする人も少なくないようようです。 実際、AC入試の合格者には優れて実績を持った人もいます。ただ、私の場合はAC入試の出願時にはコンテストの入賞実績も資格も持っていませんでした。このことから言いたいのは、目に見えるかたちの実績がないからといってAC入試の受験を諦めてほしくないということです。AC入試で求められているのは「問題解決能力」であって優れた実績ではありません。ただ、その能力が目に見える実績になることはありえます。

「こんな私でもAC入試に合格できますか?」

「Webサービスを作ったのですが」、「進学校ではないのですが」、「成績が低いのですが」のような、「こんな私でもAC入試に合格できますか?」系の質問もヤフー知恵袋などで見ます。これもまたその気持ちを否定はしません。

あなたがAC入試に合格できるかは誰にもわかりません。受験してみないとわかりません。AC入試に絶対に合格するとか、絶対に不合格になる、というようなことは相談されても言えません。 だから受験するかどうかは自分自身で決めてほしいのです。

あえて言うならば、取り組みのレベル(クオリティ)や学歴(進学校であるとか高校の偏差値)、学校の成績はAC入試では重視されていないのではないかと感じています。

私が当時提出したレポートを今見返してみると、その取り組みのクオリティはめちゃくちゃ高いわけではないと感じるし、在学していた高校は通信制高校で進学校でもありません。私のような人が合格しているということは、取り組みのレベルや学歴の高さが必須条件にはなっていないと考えられるのではないでしょうか。

令和2年度 アドミッションセンター入試 学生募集要項の「AC入試とは」のページには次のような記載があります。

高校卒業予定者,既卒者,高校を卒業してから何年か社会で活躍した人など,大学入学資格を持つ人を広く対象としています。

この記載からも、AC入試には学歴が関係ないことが読み取れます。

この記事の最後に

Advent Calendar の特性上、この記事は2019年12月12日に公開しなければなりませんでした。そのため、「出願検討段階編」ということで中途半端な完結していない状態になっています。明日以降の私が続きを書くと思うので、この続きはその記事を読んでください。

また、AC入試に関して私に質問・相談したいことがあれば以下の手段で連絡してください。よほどのことがない限り、必ず返信したいと考えています。ただし、あくまで個人的な回答しかできませんし、責任も取れないことは前述の通りです。

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