コンフォートゾーンを超えていけ

「BIT VALLEY 2019」に参加して、コンフォートゾーンを超えられなかったなぁという振り返り記事です。 このイベントは2019年9月13日・14日に開催されました。 1日目の時点でコンフォートゾーンを超えられていない自覚をして、2日目にコンフォートゾーンを超える努力はしたのですがなかなか難しかったです。

こんな記事も書いています。 BIT VALLEY 2019で人生はアジャイル開発だと気づいた - blog.smasato.net

Twitterで「話しかけてください」と言っていていいのか?

このツイートが全てだと思います。 私は受け身の姿勢でこのイベントに参加していました。

「自己紹介をする時間がもったいない」という体のツイートではありますが、根本的あったのは自分から話しかけるわけではなく、誰かから話しかけてほしいという受け身の姿勢です。 そして、Twitterで出会える人にはこのイベントに参加しなくても出会える可能性があると思うのです。

Twitterで出会えない人に出会えるのがBIT VALLEY 2019に参加する意味だったはずなのです。

他人はそれほど自分に興味がない

結局のところ、BIT VALLEY 2019で話しかけられた人よりも自分から話しかけた人のほうが圧倒的に多かったです。 それに、「ツイートを見た」と言われたこともありませんでした。

「自分のツイートは自分のフォロワー以外にも意外と見られている」という経験もあるのですが、それは話しかけられるのとは別問題です。 ツイートを見る程度の興味と自分から話しかける程の興味との間にはかなりの差があります。

そもそも、自分に「まったくの他人の2時間の自己紹介を聴くか?」と自問すると正直たぶん聴かないです。

つまりは「他人」の時点ではそれほど自分に興味を持たれていないということです。 BIT VALLEY 2019に参加していたという共通点が興味を持つきっかけになるかもしれませんが。

自分が気持ちの良いことだけしていては成長しない

自分が気持ちの良い経験だけしていても成長はしないと思っています。

自分の考えと違うことを言われるのは正直に言えば気持ちの良い体験ではないです。 でもそこには気づきや学びがあるはずなのです。 自分の考えと違うからこそ比較をすることができ、気づきを得ることができます。

コンフォートゾーンを超えていけ

私がBIT VALLEY 2019で話をしたのは企業ブースや質問ブースにいる社会人の方が多かったです。 それは「話しかけてもいい雰囲気」があることや、社会人だから自分の考えを直接的に否定されないだろういう気持ちがありました。

それはBIT VALLEY 2019という学生参加者が多いイベントへの参加姿勢としては良くなかったと感じています。私はこのイベントではなくても話せる人と話をしていました。

自分の話しやすい人と話しているのはコンフォートゾーンを超えられていないと思っています。 しかし、コンフォートゾーンは一朝一夕には超えられないことを2日間このイベントに参加して実感しました。コンフォートゾーンにいることをわかっていても、それを超える一歩を踏み出すには勇気が必要でした。

これまでの積み重ねで自分という人間はつくられていて、その積み重ねと違うことをするには「勇気」が必要です。しかし、その勇気は突然には湧いてきません。その時にできる最大の勇気を積み重ねていくしかありません。千里の道も一歩からです。

「これまでの自分が話しかけなさそうな人」、「これまでの自分が行かなそうなイベント」というような自分のコンフォートゾーンを認識した上でそれを超えていきたいと思います。