Twitterをほぼやめる理由

気持ちメモ。

5月28日から6月22日までTwitterアカウントを削除して距離をおいていました。その結果、ほぼ日常生活に問題がなかったのでのこのままやめることにしました。

目次

Twitterをやめた効果

約一ヶ月Twitterをやめた効果としてこのようなことがありました。 - 持病のアトピー性皮膚炎がそれほど薬を使っていないのに良くなる - 穏やかな気持ちで過ごせる - 夜更かしをしないので早起きをしやすくなる - スマホの使用時間が減る - やるべきことに集中できる


限りのある時間を浪費してしまうこと

これまでTwitterを一日に何時間も見てしまうことがありました。 Twitterは本などと違い、無限にツイートが流れてくるため、終わりがありません。 そのため、強い意志でやめない限りは見続けてしまいます。

人生の可処分時間は有限です。 少なくとも大学生でいられる期間は決まっていて、終わりがあります。 その限りある時間の多くを私はTwitterに使いたくはありません。 10年、20年後に大学生活を振り返ったとき、「Twitterを毎日何時間もやっていて良かった」とは思わないと思います。 むしろ後悔すると思います。私はそうなりたくないです。

大学生のうちに、Twitterよりもやるべきこと、自分のためになることがあると思いました。 本を読む、文章を書く、プログラミングスキルを高めるなどがすぐに思いつきます。 それらに時間を使うためには時間を浪費させる可能性があるTwitterはやめたほうが良いと思いました。

感情に悪影響がある

Twitterで目に入るツイートのうち、自分の感情を負の方向に刺激するものがあります。

たとえば、その人が不愉快や嫌だった出来事のツイートです。 それを見たところで私にはたぶんできることはないし、その人が不愉快だったのなら私も不愉快になる可能性が高いです。そのようなツイートを見なくていいのなら見たくありません。

そして、そのようなツイートは自分自身では完全にコントロールすることができません。 いくら自分で注意していてもリツイートやレコメンドによって表示される可能性があります。 自分の感情に影響を与える要素はできる限り自分でコントロールしたいです。

「それ、直接その人に言えばいいじゃん?」と思ってしまう

見かけるツイートの中に、それはツイートするのではなくその人に言ったほうが良いのではないかと思うものがあります。その多くは同じ大学の学生によるものです。

たとえば、 - 授業の担当教員の声が小さい - 授業のスライドが見にくい - 教室が寒い・暑い - 大学への不満 - 人間関係 のような内容です。

私はこのようなことは直接その人に言ったほうが良くなる可能性が高いと考えます。ほとんどの場合それをツイートしてもそれは改善されません。 授業の担当教員の声が小さいと思うのなら直接そう言えばマイクを使ったり大きな声で話してくれるかもしれません。 そう考えるのでそのようなツイートを見ると良い気持ちにはならないのです。そのようなツイートをやめてくれとは言って回るよりは自分の目に入らないようにした方が早いです。

このような対象に見られないと考えてされるツイートよりも、対象が見るかもしれないと考えてされるツイートのほうがたちが悪いです。 直接は言えない内容をツイートで間接的に本人に伝えるのは良いことではないと思います。 端的に言えば心理的安全性が低くする行為です。 自分ではそれを「現実世界への空中リプライ」と呼んでいます。 不穏な空中リプライの対象が現実世界になったものです。

不穏な気持ちになるので見たくありません。

価値観を歪める

Twitterで「いいね」される行為が必ずしも良い行為ではないと思っています。 しかし、Twitterを使い続けていると自分の価値観が歪められます。少なくとも私は。 良い例ではありませんが、大学の単位を落としたことをツイートしても「いいね」されることがあります。 単位を落とすのは良いことではないのに、いいねされることで単位を落としてもネタになるという価値観へ歪められていく可能性があります。 そのような悪い方向へ無意識のうちに価値観がどんどん歪められていくのではないかと考えました。

他者との比較をしがちになる

私は特に自分よりも優秀な人と自分を比較しがちでした。 自分と同い年かそれよりも若い優秀な人を容易に見つけることができました。 井の中の蛙であることは良いと思いませんが、常に劣等感を感じていればいいわけでもないと思います。 上には上がいるのは当たり前なのですが、上が見えすぎるのは自己肯定感を感じられなくなりそうです。 過去の自分から成長していればそれで十分なのではないかと思うようになりました。

不健全な構造

これはTwitterというよりは質問箱のような匿名質問サービスについてのことです。 ある意味心理的安全性に関わることですが、匿名の人から直接質問されないようなことをされたり、直接その人に言えないようなことを匿名で言えてしまう構造は不健全であると思いました。 完全に悪とは言えないですが、もっといい方法があると感じてしまいます。 「直接言えないことが言える」というのは良さそうに見えますが、それより直接なんでも言い合える関係のほうがいいはずです。


このような理由からTwitterはやめたいですが、個人間の連絡ツール、会ったことのある人を覚えておくメモがなくなるのは不便なので、そのためのツイートしない・見ないアカウントを作りました。 これまで使っていたアカウントは削除します。 そんな感じでやっていきたいと思います。